実験データが示すメインテナンス

スウェーデンのイエテボリ大学のアクセルソン教授は、スウェーデン・カールスタッドでの30年にわたる臨床研究を通じ「定期メインテナンスが97.7%もの歯を守れる」という事実を証明しました。研究によると、定期メインテナンスを受け続けた人と、そうでない人のむし歯の発生率は4年間で約15倍、6年間では70倍の差になりました。また、定期メインテナンスを受け続けた人の30年後の残存歯数については、全ての年代を含めて平均0.6本しか歯を喪失していなかったのです。

定期メインテナンスはその間隔が大切になります。定期メインテナンスの間隔は、通常、約3ヶ月間隔（年4回程度）です。普段から定期メインテナンスを受けることがお口の健康から全身の健康を守るためにも非常に重要となります。

約３か月に１回、歯垢、歯石、歯の黄ばみ、汚れを除去し、お口に中をスッキリしましょう。むし歯や歯周病で歯を失ってしまうと、ブリッジや入れ歯、インプラントとなってしまいます。生涯に渡ってご自身の歯を維持するためにも、普段から定期メインテナンスに行くことをおすすめします。